長期間働けないことも

期間工は特別な資格を持っていなくてもそれなりの報酬が貰えるということで人気がありますが、期間工だからこそのデメリットもあります。期間工のデメリットとしては、名前の通りある一定の期間しか働くことが出来ないということが挙げられます。期間工は短い場合には最短で3ヶ月、最長でも2年11ヶ月で一区切りとなっています。そのため、この期間が過ぎてしまうと再び仕事を探さなければならなくなってしまうのです。しかし、最近では大手企業の中には期間工から正社員登用される人数も増加しています。大手企業の期間工として真面目に働いていれば正社員として働けるようになり、再び仕事を探すような手間が省けるので事前に調べておくことも大切です。

自分で入る寮を選べないことも

期間工は人材確保をしやすくするためや、夜勤などにも対応出来るようにと寮が完備されていることも少なくありません。寮費は無料であることが多く、光熱費も無料であったりすることがあるのでお金を使いたくないという人にとっては大きなメリットと言えます。しかし、入る寮を自分で選ぶことが出来ないことが多いため、これが人によっては期間工の大きなデメリットとなることがあります。入る寮によっては建物が古かったり設備が不十分であったりすることがあり、寮の雰囲気そのものが悪い場合も考えられます。人によっては寮のような集団行動を強いられる場所そのものがデメリットと感じるケースもあるため、事前に自分が入る寮について調べておくことが大切です。

期間従業員は、採用時に専門的なスキルや資格、実務経験などが必ずしも求められないため、中高年者も採用されやすいという特徴があります。